拠点・施設TOTOは23日、製造子会社のTOTOサニテクノ中津工場(大分県中津市)に新たな衛生陶器生産工場棟を建設すると発表した。
同社は2008年から衛生陶器の国内再編計画の一環として国内老朽化生産設備の更新を進めており、築年数が経過し老朽化しているTOTOサニテクノ中津工場の旧建屋内にある生産設備の代替として、同じ敷地内に新工場棟を建設することにした。
生産ラインの更新に際しては最新性能の生産設備を導入し、生産性向上の推進を図る。最新式のファイバー窯・LED照明の高効率機器、環境建材「ハイドロテクトカラーコート」の外壁塗布などを実施し、グリーンファクトリー化を進める。
4月末に着工し、2017年5月から本格的に稼働を開始する。
■建設計画の概要
名称:TOTOサニテクノ中津工場新4棟(仮称)
所在地:大分県中津市大字是則700(TOTOサニテクノ中津工場敷地内)
投資金額:143.1億円
生産品目:衛生陶器
生産能力:36万ピース/年
建築面積:1万5000平方メートル
稼動予定:2017年5月
建築設計:大成建設