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日ハム、兵庫県の生産拠点を統合

2015年3月30日 (月)

拠点・施設日本ハムは27日、子会社・日本ハムファクトリーの生産拠点を再編すると発表した。

日本ハムファクトリー小野工場(兵庫県小野市)の敷地内に新棟を建設し、現在の兵庫工場(同県加古川市)は製造を終了した上で新棟に移転する。移転後の名称は、日本ハムファクトリー小野工場と新棟を併せ、新・日本ハムファクトリー兵庫工場とする。

同社は2012年10月1日に茨城・小野・兵庫・徳島の4工場を日本ハムファクトリーに集約し、生産体制の最適化、品質・生産性の向上、シェア拡大に取り組んできたが、近畿・東海圏のシェア拡大に向けて、関西地区に高生産性ラインを備えた基幹工場が必要と判断した。

日本ハムファクトリー兵庫工場は、老朽化と周辺環境の変化による環境リスクの高まりに対し、抜本的な対策が必要な状況となっていたことから、新棟の建設と移転を決めた。

移転先の新棟では16年10月から稼働を開始し、現兵庫工場の生産は同年12月に終了する。移転に伴い、固定資産の減損損失を21億円計上する。