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四国・中国電力、豪州炭の共同輸送で合意

2015年4月6日 (月)

荷主四国電力と中国電力は6日、輸送コストの低減を目的に海外炭の共同輸送を実施する、と発表した。

増大する火力燃料費の低減が共通課題となっているなか、大型外航輸送船(ケープ船)のスポット市況が大幅に下落していることを受け、同じ荷揚港の福山港を利用する両社間で、積出港、輸送時期、必要量などの調整を行った結果、豪州炭の共同輸送に合意したもの。

四国電力の西条発電所、中国電力の水島発電所は外航船が直接入港できないことから、中継基地として福山港を活用している。

両社による海外炭の共同輸送は今回が初めてで、物流コストの低減を図る瀬戸内エリアの「国際バルク戦略港湾」の整備・推進につながることへも期待を寄せている。

四国・中国電力、豪州炭の共同輸送で合意