運輸業の倒産、14年度は負債額4割減、TDB調べ

調査・データ帝国データバンク（TDB）は8日、3月と2014年度の全国の企業倒産状況をまとめ、調査結果を発表した。

集計によると、運輸業の倒産は40件（3月）で前年同期と比べて17件増加し、負債総額は111億8600万円で前年同期から3.7倍に増えた。14年度の倒産件数は409件で、前年と比べて17件減少。負債総額は1353億2500万円で41％減少した。

3月の全体の倒産件数は847件で、運輸・通信業の占める割合は5.1％となり、前年同期と比べ2ポイント増加した。また、14年度は9044件で16％減少した。運輸・通信業の占める割合は4.7％で0.4ポイント増えた。