調査・データ東京商工リサーチ(TSR)が8日発表した、9月の全国企業倒産状況(負債額1000万円以上)によると、運輸業の倒産件数は30件で前年同月実績から4件(15.3%)増加、第一中央汽船と子会社の負債が1764億円にのぼったことから、負債総額は1801億800万円へと大幅に増えた。全業種の倒産件数は673件で154件(18.6%)減少、負債総額は2708億9800万円で2倍近くに増えた。
また、上半期(4-9月)の運輸業の倒産件数は141件で、前年の上半期より76件(35%)減少した。負債総額は1900億3800万円で6倍に増加した。全業種の倒産件数は4388件(13%減)、負債総額は9362億5700万円(3.1%増)だった。