三菱電機ロジ、愛知県弥富市に昇降機用の国際物流拠点

拠点・施設三菱電機ロジスティクスは21日、愛知県弥富市に新拠点となる昇降機国際物流センターの建設を完了し、同日から稼働すると発表した。

30億円を投資して建設した昇降機国際物流センターは、新センターは三菱電機稲沢製作所の調達資材保管とジャストインタイム納入、完成品の輸出拠点として運用。保管能力が1万7760平方メートルで太陽光発電システムやLED照明を導入した。

主に三菱電機の昇降機製品を中心に取り扱い、調達資材保管と顧客へのジャストインタイム納入、完成品の輸出拠点として高品質・高効率・低コストな物流サービスを提供する。

愛知県南西エリアの弥富市操出に立地し、名古屋港コンテナヤードまで5キロと近く、輸出入物流に適している。関西圏とつなぐ東名阪自動車道蟹江ICまで10キロ、伊勢湾岸自動車道湾岸弥富ICまで2キロ、三菱電機稲沢製作所まで24キロと、国内物流サービスへの利便性も高い。

太陽光発電システム（三菱電機製）、LED照明（三菱電機照明製）を導入することで、二酸化炭素（CO2）排出量を220トン削減するエコ倉庫とした。

■昇降機国際物流センターの概要
所在地：愛知県弥富市操出6-7-1（稲沢事業所弥富分室）
構造・規模：柱・鉄骨造、梁・鉄骨造、地上2階建て、平屋（重量物倉庫）
延床面積：1万7760平方メートル（5381坪）
倉庫設備：荷物用エレベーター×1基、垂直搬送機×3基海上コンテナ接車プラットホーム×5ホーム、トラックプラットホーム×4ホーム
主な取扱品：三菱電機の昇降機輸出製品・昇降機製造に関する調達資材品
環境設備：太陽光発電システム（三菱電機製発電容量295kw）倉庫内全灯LED照明（三菱電機照明製直付型ラインLED照明753基）暑熱対策（屋根二重化）
投資額：30億円
稼働日：2015年4月21日