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サンリツ、中国で包装資材販売から撤退、子会社株売却

2015年4月30日 (木)

ロジスティクスサンリツは4月30日、子会社の新英香港の全株式を5月6日付でTライズインターナショナル社へ譲渡すると発表した。譲渡には新英香港傘下の新英包装(深セン)を含む。

新英香港は2005年3月にサンリツグループ入りし、中国子会社と連携して主に包装資材の企画設計・販売を手がけていたが、人件費の高騰や材料価格の上昇、コスト面などで包装資材メーカーから直接仕入れる企業が増え、ここ数年は事業の採算性が著しく悪化、包装資材事業から撤退し、軸足を国際物流事業に移すこととした。

株式譲渡後、サンリツの中国事業は上海を中心に国際物流へと経営資源を集中し、連結業績の改善を図る。譲渡額は未定。