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コマツ、インド・チェンナイで油圧ショベル工場開設

2015年5月13日 (水)

国際コマツ、インド・チェンナイで油圧ショベル工場開設コマツは、インドのチェンナイにある「コマツインディア」で新たに油圧ショベルの工場を開設した。

これまで同国では、現地有力ゼネコンのラーセン・アンド・トゥブロ社(L&T)と合弁でL&Tコマツ社を設立し、油圧ショベルを生産してきたが、2013年4月にL&Tコマツ社の株式をL&Tに売却、合弁契約を解消した。

13年度から同国で生産するコマツ製品の開発・生産はコマツが担当し、販売・サービスはL&Tが担当する体制としたものの、当面はコマツがL&T社に生産委託をする形として、段階的に生産をコマツに集約していくことで合意している。

新工場はインド現地法人のダンプトラック工場がある敷地で新たに油圧ショベル工場を建設し、L&Tの子会社に委託している5種類の油圧ショベル(7-45トンクラス)の生産を4月から段階的に移管している。

将来的にはインド国内だけでなく、中近東やアフリカの顧客向けの供給も担う。

■新工場の概要
投資額:34億円
生産機種:7-45トンクラスの油圧ショベル
生産能力:2500台/年(3000台/年まで増産可能)