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三菱ケミHDと旭化成、水島地区集約後の運営体制合意

2015年5月28日 (木)

荷主三菱ケミカルホールディングスは28日、水島地区のエチレンセンター集約後のエチレン設備を運営する合弁会社について、三菱化学と旭化成ケミカルズが折半出資して新会社「三菱化学旭化成エチレン」を2016年4月1日に設立することに合意したと発表した。

両社は昨年2月25日に水島地区の両社エチレンセンターを集約することで基本合意に達し、1基に集約したエチレン製造設備を運営する合弁会社の詳細につき検討を進めていた。

新会社の資本金は20億円で、基礎石化原料の製造と両親会社への販売、原材料の調達を担い、売上高は1600億円となる。現在、両社のエチレン製造設備を運営する西日本エチレン有限責任事業組合は、新合弁会社の運営開始後、集約に伴い不要となる設備の撤去などを行う。