ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ハネウェル、冷媒3種がフロン排出抑制の規制対象外に

2015年6月5日 (金)

サービス・商品ハネウェルは4日、同社の低GWP冷媒、断熱材用発泡剤、エアゾール噴射剤、溶剤「ソルスティス」ze、zd、yfが、4月に施行されたフロン排出抑制法の管理規制の対象外となり、経済産業省から「ノンフロンマーク」の適用確認を受けた、と発表した。

フロン排出抑制法は、GWP(地球温暖化係数)が高く地球環境への影響が大きい特定のハイドロフルオロカーボン類(HFC、代替フロン)に対する管理規制を厳格化し、段階的に使用を減らしていくために施行された。

ハネウェルのソルスティスはハイドロフルオロオレフィン類(HFO)に属する製品で、新世代製品であることから、これまでの法律では言及されていなかったが、フロン排出抑制法の施行に伴い、同法の管理規制対象外であることが確認された。炭化水素類やCO2と同じノンフロンのカテゴリーに含まれる。

併せて、ノンフロン化推進の一環として経産省が策定・公表し、ノンフロン製品に適用する「ノンフロンマーク」も「使用が適切」との確認を受けた。

■ノンフロンに該当するハネウェル製品
ソルスティスyf<HFO-1234yf>:カーエアコン向け冷媒、GWP1未満
ソルスティス噴射剤<HFO-1234ze>:エアゾール向け、GWP1未満で従来のHFC-134aに比べ99.9%低いGWP
ソルスティスLBA(液体発泡剤)<HFO-1233zd(E)>・GBA(ガス発泡剤)<HFO1234ze(E)>:フォーム断熱材向け、GWPは各1、1未満で従来HFC比99.9%低いGWP
ソルスティス機能性溶剤<HFO-1233zd(E)>:産業向け溶剤、GWPは1