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ハネウェルの低GWP液状発泡剤が採用拡大

2015年11月4日 (水)

荷主ハネウェルは4日、フッ素化学品事業部が地球温暖化係数(GWP)の低い次世代現場発泡断熱材向け発泡剤「ソルスティスLBA」が、国内で80件以上のビルプロジェクトに採用されたと発表した。

液状発泡剤のソルスティスLBAは、主に現場発泡型の断熱材に用いられ、建築物や冷凍冷蔵庫の省エネ化に重要な役割を果たす断熱・気密性能の向上に寄与。ノンフロンに区分されるこの発泡剤のGWPはCO2と同じ「1」で、従来のフロン発泡剤から99.9%抑えた。

国内では、2020年までにすべての新築建築物に改正省エネ基準への適合を義務化する方針が決まっており、これまでより厳格な基準を満たすには、さらに高い断熱・気密性能が求められることとなる。