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商船三井ロジ、インドネシアで自社通関体制を整備

2015年6月12日 (金)

ロジスティクス商船三井ロジスティクスは12日、インドネシア法人のMLGインドネシアが通関ライセンスを取得し、15日から同国で航空・海上貨物の輸出入通関を自営化すると発表した。

MLGインドネシアは今後、ジャカルタ市内の本社事務所に通関士が常駐し、航空輸出、海上輸出入の自社通関サービスを提供する。スカルノハッタ国際空港到着貨物の輸入通関は、1月開設の「ジャカルタ空港事務所」で通関業務を行い、これまでよりスピーディなサービスを提供する環境を整えた。

MLGインドネシアのジャカルタ空港事務所は、スカルノハッタ国際空港内の税関に隣接し、緊急時の対応に便利な貨物ターミナルにも近い。通関の自営化により、通関、貨物オペーレーションともに自社コントロールが可能となる。

ロジスティクス・サービスは2014年10月から営業を開始している倉庫会社「MOLロジスティクスウェアハウス」で、自社オペレーションによる輸出入を絡めた商品保管、在庫管理、仕分けピックアップ、配送を含むディストリビューションなどを提供する。