LIXIL、北海道の生産・物流拠点を集約

ロジスティクス住宅設備機器・建材の総合メーカーLIXIL（東京都千代田区）は11日、北海道内にある生産・物流拠点を集約し、資産の有効活用を図るとともに、道内各エリアへの共同配送や本州からの調達便の共同化など、統合によるシナジー効果を追求していくと発表した。

対象となるのは、江別工場（江別市、旧INAX）、札幌CFDセンター（石狩市、同）、住設・建材商品の地域配送拠点であるLIXIL物流北海道物流センター外部倉庫（岩見沢市、旧トステム）の3拠点で、2009年3月に閉鎖した旧トステムの北広島工場（北広島市）の建屋を再活用し、LIXIL札幌事業所として再稼動する。

LIXILは、2011年4月1日から住生活グループ傘下の事業会社であったトステム、INAX、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの5社が統合して新たに設立した会社で、総合的なソリューションを顧客に提供できる体制の実現を目指している。