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LIXILビバが物流再構築、関東で機能集約

2019年5月7日 (火)

荷主LIXILビバは7日、2021年度を最終年度とする新たな中期経営計画を発表した。18年度まで14期連続で売上を拡大し、営業利益も100億円超を継続することで確保した潤沢なキャッシュを活用、3年間かけて物流改革に取り組む。

首都圏や大都市圏で「スーパービバホーム」の出店を加速し、物流拠点の整備費用として39億円を投資。新センターを開設するなどして物流機能の効率化を図りながら「ロジスティクスの再構築」を進める。

具体的には、関東でアッセンブリー専用の「東松山物流センター」(5.5万平方メートル)と「大生郷DCセンター」を開設し、物流機能の統合・集約を図るほか、関西物流センターと九州配送センターを立ち上げ、出店拡大を見越した物流網を構築する。

▲(出所:LIXILビバ新中期経営計画)

東松山物流センターでは、「荷捌き順立て出荷システム」「小物仕分けソーター」「オリコン積付機」「出荷仕分けソーター」などの効率化機器を導入。これらの取り組みにより、18年時点の作業人数を維持しつつ21年には出荷能力を60%引き上げ、倉庫面積を50%拡大する。