ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

オオタカの繁殖行動への影響終了、工事再開

圏央道桶川北本・白岡菖蒲間、11月末までに開通

2015年7月9日 (木)

拠点・施設大宮国道事務所と東日本高速道路(NEXCO東日本)は9日、圏央道桶川北本ICと白岡菖蒲ICを結ぶ延長10.8キロの区間が11月末までに開通すると発表した。

これまでは2015年度中の開通としていたが、沿線で「準絶滅危惧種」に指定されているオオタカの「繁殖を示す行動」が確認されたとして、3月9日から一部工事を中止していた。大宮国道事務所によると、3月上旬から7月上旬がオオタカの繁殖行動に配慮が必要な期間にあたるという。

大宮国道事務所とNEXCO東日本では、専門家の指導・助言を仰ぎながら事業を進めており、繁殖に影響する敏感な時期を過ぎたとして、今月10日から工事を再開、11月末までに開通できる見通しが立った。

圏央道は桶川北本ICと白岡菖蒲ICを結ぶ区間が開通すると、西側で連絡する東名高速道路、新東名高速道路、中央自動車道、関越自動車道から開通区間を経て東北自動車道へ抜けられるようになる。

圏央道桶川北本・白岡菖蒲間、11月末までに開通