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競争力ある運賃仕入れとオペレーション高品質化狙う

郵船ロジ、メキシコシティ空港内外に自社拠点

2015年7月13日 (月)

国際郵船ロジ、メキシコシティ空港内外に自社拠点郵船ロジスティクスは13日、メキシコ法人がメキシコシティ空港内外に2つの事務所を開設し、6月1日から稼働に入ったと発表した。空港の最前線に拠点を置くことで、航空輸送のオペレーションを自営化し、競争力のある運賃仕入れと輸出入貨物へのきめ細やかな輸送管理につなげる。

自動車産業の成長に伴い、同国では輸入貨物が増加し、高品位な輸送管理ニーズが高まっていることから、物流需要に対応するため、メキシコシティ空港の保税区域内に航空輸入事務所を開設し、航空輸送のオペレーションを自営化した。

これまでは代理店を通じて行っていたが、自営化することで空港上屋内での貨物状態の確認、通関へのきめ細かな対応、トラック積み込み時の立ち会いなど輸送管理をスムーズに実施する。

また、空港外に航空輸出事務所を開設。代理店を通じて手配していた航空会社との運賃交渉や航空運送状の発行を自社手配に切り替えることで、競争力のある運賃の仕入れと高品質な輸送オペレーションを提供する。

今後はグアダラハラ空港、モンテレー空港でも同様の体制を整え、メキシコ発着の航空輸送サービスの販売力強化と品質向上を図る。