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海事協会、3Dモデル化ソフト改良へ利用者の意見把握

2015年7月17日 (金)

サービス・商品海事協会、3Dモデル化ソフト改良へ利用者の意見把握日本海事協会(ClassNK)は16日、東京都内で「ClassNK-PEERLESSユーザーミーティング」を13日に開催したと発表した。

ClassNK-PEERLESSは、複雑な形状、膨大な情報を短時間で計測する3Dレーザースキャナーから得られたデータを基に、3Dモデル作成を効率化するソフトウェア。

これまで1週間から10日程度かかっていたデータの3Dモデル化を1日から2日程度の作業時間でできるようにしたもので、既存船へのバラスト水管理装置のレトロフィット工事など船舶設計分野のほか、プラントなど陸上設備の設計にも対応している。

ユーザーミーティングは、利用者の意見を基にソフトウェアを改良していくために開催。利用者や開発者ら20人が参加し、使用した感想、利点、今後の改善提案など活発な議論が行われた。

利用者からは利便性の高いユーザーインターフェースだけでなく、「新人技術者向けの教育ツールにも役立つ」といった感想が寄せられた。また、モデリング時間の短縮、スキャナーから収集した点群データ処理機能の強化など今後の改良についての要望も上がった。