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川崎汽船、全農と長期契約、年200万トン輸送

2011年7月14日 (木)

フード川崎汽船は14日、全国農業協同組合連合会(JA全農)との間で、パナマックス型、ハンディマックス型による北米ガルフ・北米西岸・豪州からの穀物原料輸送の専用船契約、特定船による複数系列の連続航海契約を締結したと発表した。

 

国内の配合飼料の流通量は年間2400-2500万トンで推移しており、JA全農グループの取扱数量は約3割を占めている。今回の契約により、ほかの現行契約・スポット契約などを含めて年間約200万トン弱の穀物を、JA全農グループに輸送することになる。

 

新造船を含めた同社特定船による長期間の計画的輸送で、日本への穀物の安定供給と輸送の効率化が可能となり、国内畜産農家の生産支援につなげる。