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ハーツ、訪日外国人向け手ぶら支援で貸切トラック利用

2015年7月30日 (木)
ハーツ、訪日外国人向け手ぶら支援で貸切トラック利用

(出所:ハーツ)

ロジスティクス運転手付きレンタルトラックサービス「レントラ便」を手がけるハーツ(東京都品川区)は29日、インバウンドに特化した運搬サービス「東京ポーターサービス」の提供を17日から開始したと発表した。

レントラ便の利用層の中で増加傾向にあるインバウンドに着目し、特化したサービスとして企画したもので、軽から大型までのトラックを貸切り、羽田空港か東京駅を利用する訪日団体の手荷物を当日中に目的地まで運搬する。

同社はこのサービスの利点について、貸切トラックを利用するため、団体で個数が多いほうが料金が割安になり、3割程度になるケースもあると説明。日本語がわからない外国人が理解できるよう、羽田空港・東京駅からの直線距離で料金を算出し、外出先でも利用しやすいようにスマートフォンサイト、ホームページでサービスを発信する。

ハーツ、訪日外国人向け手ぶら支援で貸切トラック利用空港のない遠隔地でも当日中に手荷物、大型荷物を運搬できるため、宅配便に比べて当日中に届けられる範囲の広さもセールスポイントとしている。

当面は、大手旅行会社や旅行代理店を中心に売り出し、日本語でサービスを提供するが、来春以降は他国語のWebサイトも公開する計画。また、サービスエリアも成田空港、中部国際空港、関西国際空港と段階的に拡大する。

同社はこの東京ポーターサービスで、16年7月までの1年間で累計1億円の売り上げを目指す。