ロジスティクス三菱倉庫が7月31日に発表した4-6月期連結決算は、不動産事業で前年同期並みの利益を確保したものの、物流事業が減益となった影響で16.9%の営業減益となった。売上高営業利益率は前年同期の6.5%から5.2%へと1.3ポイント悪化した。
物流事業で、貨物取扱量の増加に伴い作業運送委託費が負担となったほか、施設賃借費、減価償却費、修繕費がかさんだ。医薬品、非鉄金属などの取り扱いが堅調に推移し、倉庫業で6.8%、陸上運送業で2.8%の増収となったものの、港湾運送業はコンテナ貨物の取り扱いが減少した。
[三菱倉庫]2016年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第1四半期 | 2015年3月期第1四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 51,251 | 49,162 | 4.2% | |
営業利益 | 2,665 | 3,208 | -16.9% | |
経常利益 | 3,658 | 4,234 | -13.6% | |
当期純利益 | 2,638 | 2,795 | -5.6% |