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JT、2016年末までにロシア・モスクワ工場を閉鎖

2015年8月3日 (月)

拠点・施設日本たばこ産業は、ロシアでたばこ市場が大幅に縮小していることを受け、2016年末までにモスクワ工場を閉鎖する。モスクワ工場では年間400億本(2014年)を生産している。

ロシア市場では、度重なる増税や規制の強化、経済環境の悪化を背景に総需要が大幅に減少するなど「事業環境が劇的に変化」しており、こうした環境の変化への対応策を検討した結果、閉鎖することにした。

工場は16年末までに閉鎖し、製造機能を同国のサンクトペテルブルク工場へ移管する計画で、影響を受ける573人の従業員への支援についても「今後適切に対応していく」。