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JT、オーストリアのたばこ工場を閉鎖へ

2011年5月6日 (金)

拠点・施設日本たばこ産業(JT)は6日、海外たばこ事業の効率化を図る目的でオーストリアのハインブルグ工場を閉鎖する方針を固め、現地労働組合代表との間で具体的な協議を開始したと発表した。同工場では、年間約100億本のたばこを製造している。

 

同工場の製造を年末から2012年始頃に終了する方針で、JTでは閉鎖に合わせてウィーンの一部間接部門も合理化を行う。これに伴い、約320人を合理化の対象とする。また、閉鎖後は同工場の一部製造能力をポーランドのゴストコ工場、ルーマニアのブカレスト工場などEU域内工場へ移管することを検討している。

 

これにより、JTの海外たばこ工場は28工場となる。同社では「現時点では現地労働組合代表との間で具体的な協議に入った段階」としている。