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キヤノン、国内デジタルカメラ生産を自動化

2015年8月4日 (火)

荷主キヤノンは4日、大分キヤノンにデジタルカメラ生産の完全自動化を担う総合技術棟を新設し、デジタルカメラ・レンズの生産技術力を強化すると発表した。2016年の年初に着工し、17年3月までの稼働を目指す。

高性能・高品質の製品を継続的に生産するため、同社は生産の国内回帰や内製化を進める一方、「カメラ生産技術をさらに高めていく必要がある」として、大分キヤノン安岐事業所の敷地内に総合技術棟を建設することにした。

総合技術棟の延床面積は1万9700平方メートルで、133億円を投資する。総合技術棟には生産技術部門、製品技術部門、生産工機部門などを集結させ、生産技術力を強化して効率性の高い生産体制の確立を目指す。