日本郵船が菜の花畑オーナーに、社員ボランティア派遣

（以下、出所：日本郵船）

環境・CSR日本郵船は7日、岩手県釜石市を拠点に菜の花大地復興プロジェクトに取り組む「ユナイテッドグリーン」と三陸産菜種油「油いっこ」（ゆいっこ）のオーナー契約を締結した、と発表した。

このプロジェクトは、津波による塩害農地や周辺の耕作放棄地に菜の花を咲かせ、景観を改良するとともに、収穫された菜種から食用油を製造して地域産品へと育て上げるもの。

契約により、日本郵船は菜の花畑の一定区間のオーナーとなる。同社は社員ボランティアを組織し、現地作業に派遣する方針。

収穫された菜種油は社内で販売し「現地に赴く機会のない社員にとっても、震災の記憶の風化を防ぎ、復興に思いを馳せるなど現地との関わりを改めて考えるきっかけになれば」としている。