東燃ゼネラル、豪港湾物流のキューブ社と合弁会社

国際東燃ゼネラル石油は11日、オーストラリアの港湾物流大手「キューブホールディングス」と折半出資による合弁会社を設立した、と発表した。

合弁会社は2017年央から年末にかけて、ニューサウスウェールズ州のポートケンブラに最大容量23万キロリットルの石油製品貯蔵設備を建設する。ポートケンブラはシドニーの南西90キロに位置しており、東燃ゼネラル石油はニューサウスウェールズ州一帯にコスト競争力のあるサプライチェーンを確立する。

また、今後建設する石油製品貯蔵設備から石油製品を販売・供給する事業も検討しており、第一段階として同国の石油製品の販売・供給会社「ペトロナショナル社」の全株式を取得することで合意した。

石油製品貯蔵設備の建設、ペトロナショナル社取得のために必要な合弁会社による投資額は16年から17年にかけて1億5000万豪ドル（137億円）を見込む。