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マルハニチロ物流、鹿児島県出水市に1万トン級新拠点

2015年8月12日 (水)

拠点・施設マルハニチロの物流子会社、マルハニチロ物流(東京都中央区)は12日、鹿児島県出水市に物流センターを新設すると発表した。11日に出水市役所で立地協定に調印した。

マルハニチロ物流、鹿児島県出水市に1万トン級新拠点

同社は鹿児島県で野田事業所(出水市野田町)、谷山物流センター(鹿児島市)、枕崎事業所(枕崎市)の3拠点を展開し、県内農産物、畜産物、水産品の凍結、保管事業を行ってきた。

しかし、新鮮な食材を活かしたまま保存可能な冷凍した農畜産品のニーズが増加しているほか、地元企業から凍結機能を持つ倉庫施設を整備して欲しいとの要望が寄せられ、新設を決めた。

20億円を投資し、2万4000平方メートル超の敷地に1万トンクラスの保管能力を備えて凍結製造・冷蔵保管として運用する。

■新設物流センターの概要
事業所名:マルハニチロ物流出水物流センター(仮称)
所在地:鹿児島県出水市大野原町2080番2
敷地面積:2万4535平方メートル
建物面積:9326.81平方メートル
設備能力:1万トン
着工予定:2015年11月
操業予定:2016年9月
投資予定額:20億円
新規雇用予定者数:11人
事業内容:甘藷・筍・馬鈴薯などの農産加工品、ブロイラー・豚などの畜産加工品の凍結製造、冷蔵保管