フードクラダシ(東京都品川区)は5日、経済産業省、中小企業庁、中小企業基盤整備機構が実施する「中小企業成長加速化補助金」に採択されたと発表した。補助金を活用し、蓄電池を備えた3温度帯対応(常温・冷蔵・冷凍)の食品物流拠点を新設し、平時のフードロス削減と災害時の食品供給維持を両立する物流基盤の構築を目指す。
同補助金は、売上高100億円超を目指す中小企業による大胆な投資を支援する制度で、補助上限額は5億円、補助率は2分の1以内。クラダシは「100億宣言」で、フードロス削減型ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」で培った事業基盤を生かし、物流機能の強化とGX(グリーントランスフォーメーション)・BCP対応の電源基盤整備を通じた事業領域の拡大を成長戦略の柱に掲げていた。
新設する物流拠点は、常温、冷蔵、冷凍の3温度帯に対応し、蓄電池を備えることで停電時でも食品供給を維持できる体制を整備する。平時は余剰食品の集約・保管・配送を通じてフードロス削減を推進し、災害や停電時には食品供給を継続できる物流インフラとしての役割を担う。
クラダシは2014年設立。食品ロス削減を目的としたEC(電子商取引)事業を展開しており、26年3月末時点で累計3万7951トンのフードロス削減、184億6465万円の経済効果、10万607トンのCO2削減を達成している。
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