拠点・施設日本GLP(東京都中央区)は6日、神奈川県厚木市でマルチテナント型物流施設「Marq東名厚木」が完成したと発表した。延床面積は8万3853平方メートルで、真栄運輸、日本エマソン、住友林業グループのホームエコ・ロジスティクスの入居が決まっている。

▲「Marq 東名厚木」施設外観(出所:日本GLP)
施設は東名高速道路・厚木インターチェンジ(IC)から車で2分、新東名高速道路・厚木南ICから1分の位置にある。圏央道も利用でき、首都圏全域を対象とした広域配送拠点として運用できる。日本GLPによると、高速道路を利用した4時間圏内の配送可能地域は15都県、人口は5800万人で、日本人口の47%に相当する。
地上4階建てで、各階へ直接乗り入れられるランプウェイを備える。1階と2階は低床バースとし、2.5トンフォークリフトの使用に対応した。1階の最大床荷重は1平方メートル当たり2.0トンで、建築資材など重量物の保管や荷役を想定する。トラック待機場を多数設け、ダブル連結トラック専用の駐車区画にも対応できる設計とした。

▲「Marq 東名厚木」の周辺図(クリックで拡大、出所:日本GLP)
真栄運輸は、建築資材の保管や首都圏向け配送の拠点として利用する。日本エマソンは機材の保管に加え、精密機器のショールームや保守拠点として活用する。ホームエコ・ロジスティクスは、神奈川県内陸部に分散していた複数拠点を集約し、拠点間輸送や在庫管理、重量物の荷役を効率化する。
施設には自家消費型太陽光発電設備や人感センサー付きLED照明を導入した。環境性能ではCASBEE認証Aランク、BELS認証6stars、ZEB Ready認証を取得している。浸水対策として1階部分をかさ上げしたほか、カフェテリアとセルフ式コンビニも設けた。
日本GLPは厚木市と、災害時の緊急避難場所の使用に関する協定を締結した。災害発生時には4階のカフェテリアを避難場所として提供する。
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