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アレフ埼玉工場が稼働開始、配送時間20分短縮

2015年8月21日 (金)

荷主ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」を展開するアレフ(札幌市白石区)は25日、埼玉県久喜市の埼玉工場で段階的に稼動を開始し、9月2日から本格稼動に入る。

アレフ埼玉工場が稼働開始、配送時間20分短縮

▲ミート製品冷蔵庫

▲ミート製品冷蔵庫

新工場は総床面積を1419平方メートルから2156平方メートルへと拡大し、ミート製品解凍スペースを広く設計したことで、将来の供給可能店舗数を現在の関東地区86店舗から108店舗にまで広げる。生産室ごとの区分けの厳密化、乾燥スペースの設置により、より衛生面に配慮した構造とすることで食の安全に配慮する。

また、カリーソース、コーンスープなどの比較的大ロットのものを製造する中釜ソース製造ラインを福島工場に移行することで、今後の関東地区の人件費上昇を考慮、工場運営の負荷低減に対応できるようにする。

物流面では、高速インター入り口の立地を活かし、これまでより配送時間を20分短縮する。

同社は全国に8工場を展開しているが、現岩槻工場は開業から28年が経過しており、2か月かけてライン別に埼玉工場に移設を行った後に閉鎖する。