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アマダ、ドイツにテクニカルセンター設立、流通ルート構築へ

2010年7月20日 (火)

拠点・施設アマダマシンツールは17日、欧州における工作機械・切削事業強化の一環として、新たにドイツのハーンにアマダマシンツールヨーロッパ・テクニカルセンターを開設したと発表した。

 

ドイツアマダがドイツ・デュセルドルフ近郊のハーンに所有する7万2700平方メートルの敷地内に建設したもので、昨年10月、欧州の工作機械・切削機械の販売会社として設立した現地法人アマダマシンツールヨーロッパの本社機能も移転した。

 

敷地面積は1万4250平方メートル、延床面積は3031平方メートルで、総建設費用は10億円。これにより工作機械・切削事業の欧州におけるエンジニアリング提案の拠点ができ、昨年11月に開設した板金のソリューションセンターと合わせ、欧州での金属加工機械の総合メーカーとして顧客ニーズに対応していく。

 

アマダグループでは、主力の板金商品に次ぐ柱と位置づける切削・工作機械事業の拡大に向け、新規市場の掘り起こしや流通ルートの構築に注力する。こうした体制の強化を背景に、3年後の欧州の工作機械・切削事業で現状の3倍の70億円の売上目標を目指す。