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DMG森精機、アマダグループの旋盤事業を取得

2014年10月27日 (月)

荷主DMG森精機は27日、アマダ傘下のアマダマシンツールが運営する事業のうち、旋盤事業を2015年4月1日に譲り受けると発表した。取得額は今後の交渉で詰める。

工作機械事業に特化しているDMG森精機では、「グローバル規模で顧客の要望に応え得る広範な製品群」を擁しているが、アマダの小型旋盤事業を譲り受けることで、さらに製品の品揃えを充実させる。

アマダの旋盤事業は、1937年に鷲野興業が旋盤の製造販売事業を創業したことに始まり、78年に業務提携でアマダグループに加わった。現在は、アマダマシンツールの工作機械事業の旋盤部門として事業展開している。

同社は今後、DMG森精機ワシノを設立し、小型旋盤事業の専門会社としてワシノブランドを継承していく。小型旋盤は奈良事業所での生産を計画している。