ECメルカリ(東京都港区)は10日、「らくらくメルカリ便」で匿名配送機能と独自の補償サービス「あんしんメルカリケア」の提供を開始すると発表した。開始時点では一部対象者のみの試験運用とし、今後の展開は「随時検討する」としている。
らくらくメルカリ便の匿名配送は、購入者・出品者双方が住所を知らせずに荷物を送ることができる機能で、試験運用として10日から利用希望者をアプリ内で募集し、抽選で利用者を決めた上で15日から運用を開始する。
試験運用では通常の配送料以外の付加料金はかからないが、終了後の料金については「変更になる可能性がある」としている。
らくらくメルカリ便は、ヤマト運輸が提供する「ネコポス」「宅急便コンパクト」「宅急便」利用できる配送サービス。
また、独自の補償サービスとして、らくらくメルカリ便の配送トラブルや模倣品を購入した際のユーザーサポートと補償を行う。配送時のトラブルで商品の紛失・破損などが発生した際には、メルカリが商品代金を全額補償する。