財務・人事キユーソー流通システムがこのほど発表した2019年11月期第3四半期(18年12月-19年8月)の決算は、新規・既存取引の拡大によって増収となった共同物流事業が売上をけん引し、売上高1283億6800万円(前年同期比2%増)、営業利益33億7300万円(8.7%減)となった。営業利益は同事業の新センター立ち上げ費用や事業拡大に向けた営業費用の増加が影響した。
部門別では、共同物流事業が部門売上851億2500万円(2.7%増)、部門利益17億4700万円(14.4%減)。専用物流事業は、コンビニエンスストアなど既存取引の減少により部門売上が382億9000万円(1.5%減)となったが、運送業務の合理化と適正料金の収受が進んだことで部門利益は12億5200万円(1.7%増)を確保した。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)19/11/3Q | 19/11/中間 | 19/11/1Q | 18/11/通期 | |
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売上高 | 128,368 [1.9%] | 84,567 [2.7%] | 41,009 [2.6%] | 169,155 [5.9%] |
営業利益 | 3,373 [-8.6%] | 2,167 [0.1%] | 738 [35.1%] | 4,698 [-3.9%] |
最終利益 | 1,940 [-5.1%] | 1,351 [12.9%] | 359 [43%] | 2,331 [-14.5%] |
売上高営業利益率 | 2.6% | 2.6% | 1.8% | 2.8% |