ロジスティクスラサール不動産投資顧問は6日、同社の運用するファンドが堺市堺区で丸和運輸機関専用の物流施設「AZ-COM MK OSAKA」(アズコムMK大阪)に着工したと発表した。2016年10月に竣工する。
丸和運輸機関は、この施設を西日本地区の新たな物流拠点に位置付け、医薬・医療分野のオムニチャネルに対応する機能を導入する。周辺一帯は工場や物流施設が立地する工業地域で、365日24時間稼働が可能。
同社の和佐見勝社長は、地鎮祭で「西日本エリアで新たな医薬医療分野の物流センターを検討していたところ、ラサール不動産投資顧問から立地が極めて良好な施設の提案を受け、(医薬医療分野の)オムニチャネル、ECビジネスが実現できる専用物流センターを構築することになった」と述べ、新施設を医薬品や医療機器などメディカル分野のEC向け物流拠点として運用していく考えを示した。
■施設概要
所在地: | 堺市堺区南島町5-162 |
敷地面積: | 1万5372.85平方メートル(4650.2坪) |
建築面積: | 8037.69平方メートル(2431.4坪) |
延床面積: | 3万781.51平方メートル(9311.4坪) |
構造: | 柱・鉄骨造、梁・鉄骨造、床・鉄筋コンクリート造、地上4階建て |
用途: | BTS型物流施設 |
着工: | 2015年10月6日 |
竣工: | 2016年10月 |