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ヤマト、手作り市場アプリ「minne」とシステム連携

2015年10月21日 (水)
ヤマト、手作り市場アプリ「minne」とシステム連携01

▲佐藤健太郎GMOペパボ社長・左と長尾裕ヤマト運輸社長・右(以下、出所:ヤマト運輸)

ECヤマト運輸は21日、GMOペパボ(東京都渋谷区)が運営するハンドメイドマーケット「minne」(ミンネ)と年内にシステム連携するとともに、オリジナルデザインのパッケージの提供を開始すると発表した。これにより、ミンネの利用者に円滑な配送サービスを提供する。

ミンネとヤマト運輸がシステム連携し、ミンネアプリから配送手配時に「宅急便コンパクト」と「ネコポス」を利用できるようにする。

ヤマト、手作り市場アプリ「minne」とシステム連携

▲minne作家座談会の様子

また、ミンネとヤマト運輸は、作家が抱える配送や梱包に関わる悩み、要望などの声を聞き、サービス開発に活かす「作家座談会」を開催し、ここで得た意見を参考に、「大切な作品をより安全に、より確実に発送することができる」というコンセプトでオリジナルデザインのパッケージを開発した。

スマートフォンを使って個人が手軽にハンドメイド作品を売買できる市場が拡大する中、ミンネは手作りの品物を出品する作家数が15.6万人、作品数も179万点(10月20日時点)を超え、スマートフォン向けアプリのダウンロード数は300万件を突破。

ヤマト、手作り市場アプリ「minne」とシステム連携

▲宅急便コンパクト専用BOX

一方、作家の多くは主婦などの個人が空いた時間を活用し手作りをしているため、取引成立後の送り状記入、箱・袋の準備から作品の梱包など配送にかかわる手間を減らしたいニーズがあり、オリジナル作品を「安全に送りたい」という要望も増えていたことから、システム連携によって利用者の利便性を高める。

今後は段階的に発送窓口を拡大し、コンビニエンスストアなどでの送り状発行と発送の受け付けにも対応していく。さらに「投函完了」の配達状況をアプリ上にプッシュ通知する機能も提供する。

ヤマト、手作り市場アプリ「minne」とシステム連携