ロジスティクス住友倉庫は26日、100%出資子会社の欧州住友倉庫(ドイツ)がEUのAEO認可事業者の認定を受けたと発表した。
同制度は、一定基準を満たす貿易関連事業者に対し、通関手続きの優遇措置を与える制度。
今回、欧州住友倉庫が受けたのはAEOFという認定資格で、(1)税関のコンプライアンス基準や適切な記録保持基準・財務の健全性の基準(2)適切なセキュリティ・安全性コントロール――の両面で優遇措置を受けることができる。
欧州住友倉庫は、ベルギー、英国に支店を持ち、倉庫、フォワーディング、運送などを中核とした物流会社で、2008年7月には品質保証の国際規格ISO9001の認証を取得している。