ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

大東港運・中間、港運・通関業伸びず営業益6.7%減

2015年11月9日 (月)

ロジスティクス大東港運が9日に発表した9月中間決算は、倉庫業で増収となったものの、主力の港湾運送と通関業がマイナスとなった影響で売上、営業利益ともに減少した。売上構成比の大きい食品の輸入で、畜産物が冷凍牛肉・豚肉を中心に減少、水産物、果実・野菜なども減少した。

倉庫業は保管料収入の増加で売上が7.9%増収の20億4800万円となったが、売上規模の大きい港湾運送で港湾施設使用料収入が減少して2.4%の減収となったほか、通関業も輸入申告料収入が減少し、セグメント収入は0.2%減の96億1200万円にとどまった。

同社は昨年12月、兵庫県三木市ひょうご情報公園都市で同社初のコンテナインランドデポ拠点「三木インランドデポ」を開業しているが、この減価償却費が減益要因となり、セグメント利益は5.5%減と伸び悩んだ。

 

[大東港運]2016年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)

 2016年3月期第2四半期2015年3月期第2四半期増減 
売上高
9,7959,810-0.2%
営業利益
378406-6.7%
経常利益
369414-10.9%
当期純利益
2762644.7%