荷主島津製作所は11日、ボーイング社製の航空機に搭載される構成品として受注していた3品目の納入を段階的に開始する、と発表した。
同社が納入するのは、737MAXと777型機向け「APUエアインレットドアアクチュエータ」、737MAX向け「グランドスポイラーコントロールモジュール」の3品。
737MAXは2016年に初飛行が予定されている機体で、9月15日時点で航空会社58社から2869機を受注しており、島津製作所では、グローバル戦略商品に位置づけている民間航空機向け製品の売上拡大を目指す。同社の航空機器事業の売上高は248億4800万円(15年3月期)。