島津製作所、比工場の生産能力2倍に引き上げ

拠点・施設島津製作所は19日、フィリピン工場の基盤製造を2019年に現在の2倍に相当する18億円へ引き上げると発表した。

子会社の島津フィリピンマニュファクチャリング社が3.7億円を投資し、基板製造ラインを増設。基板生産高を19年度に2倍に引き上げるとともに、19年度までの3年間で累計3.5億円のコストダウンを図る。

同社は4月にスタートした中期経営計画で19年度に4000億円以上の売上を目指しており、この売上増に対応するため、グローバル生産能力を引き上げる必要があった。

増設は現工場に隣接する建物を購入して行う。すでに8月30日付で引き渡しを受けている。建物面積は3700平方メートル。