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パナ、シンガ冷機工場に2.4MWの太陽光パネル

2015年11月12日 (木)

環境・CSR太陽電池モジュール-HIT編集パナソニックは12日、シンガポールの冷機デバイス工場に2.4メガワットの太陽光発電システムを設置し、これまでに導入していたものと合わせてピーク時の電力総需要の10%をまかなえるようになったと発表した。

パナソニックアプライアンス冷機デバイスシンガポール社が10月27日、同国でクリーンエネルギー供給事業を行うサンシープ社と、太陽光発電システムの25年リース契約を締結した。

導入したのは、モジュール変換効率19%のパナソニック独自の太陽電池モジュール「HIT」で、5棟の工場建屋の屋上延べ2万平方メートルに、太陽光パネル1万124枚を設置。年内にも、同国の家電業界で最大の納入規模となる今回のシステムの運用を開始する。

高効率が特徴のHITは、マレーシアケダ州のクリムハイテクパーク工業団地にあるパナソニックエナジーマレーシアで製造。限られた屋上スペースでより多くのエネルギーを生み出すことができ、高温下でも高い発電性能を維持するため、熱帯性気候の地域に適している。

リース契約では、サンシープがシステムの導入・維持コストを負担。パナソニックアプライアンス冷機デバイスシンガポール社は、既存の電力網よりも低コストで電気を購入し、コスト削減を図る。