拠点・施設プロロジスは9日、韓国で100%保有していた8つの資産と、「プロロジスコリアファンド」の持ち分を売却した、と発表した。
4棟(約4万平方メートル)の100%保有していた施設と、37エーカー(約15万平方メートル)の土地、12棟(約16万1000平方メートル)の施設からなる「プロロジスコリアファンド」の20%の持ち分を、合わせて6560万米ドル(約52億4800万円)で売却した。
プロロジスは6月の経営統合後、新しい会社として開発戦略に基づきポートフォリオの整理、プライベート・キャピタル・ビジネス(投資家との共同事業)の再構築とバランスシートの強化に取り組んでおり、今回の韓国の100%保有のポートフォリオとコリアファンドの持ち分の売却は、この戦略に基づいて実施したものだと説明している。
資産売却完了後、韓国でのプラットフォームは6月30日時点で100%稼働中の3棟の施設、約5万5100平方メートル。