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100万点の大半を集中管理

日通、小牧にMRJ向け部品センター建設し多頻度納品

2015年11月26日 (木)

拠点・施設日通、小牧にMRJ向け部品センター建設し多頻度納品日本通運は26日、三菱航空機が開発、三菱重工業が製造する国産ジェット機「三菱リージョナルジェット」(MRJ)の量産に向けたパーツセンター業務を行うため、11月10日に愛知県小牧市で新倉庫「日通小牧グローバルロジスティクスセンター」の建設を開始した、と発表した。2017年1月から運用を開始する。

新倉庫は100万点に及ぶ部品の大半を1か所で集中管理し、拠点間の部品移動など間接コストを削減する。最終組立工場まで6キロの立地を活かし、多頻度納品を実施。工場の在庫最小化を図る。

また、部品の調達から生産ラインへの投入までの輸送履歴を管理できる「コントロールセンター」を設置し、部品管理の見える化を徹底する。施設名は仮称。

■新倉庫の概要
名称:日通小牧グローバルロジスティクスセンター(日通小牧GLC、仮称)
所在地:愛知県小牧市新小木2-1
敷地面積:5982坪(1万9740平方メートル)
構造:鉄骨造、倉庫棟4階建て、事務所2階建て
建築面積:2676坪(8830平方メートル)
延床面積:倉庫棟9124坪(3万109平方メートル)、事務所324坪(1069平方メートル)
主要設備:貨物用EV3基、バーチレーター2基、オートレーター2基、非常用発電設備
施工:清水建設