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物流品質と環境負荷低減の両立考える、神戸の産官学

2015年12月1日 (火)

イベント神戸運輸監理部は1日、神戸大学大学院海事科学研究科と共催で11月28日に「交通環境教育プログラム」を開催したと発表した。

このプログラムは、産官学が連携して物流分野の環境問題考えるもので、物流事業者の具体的な取り組みなどを題材に、大学生がより良くするための方策を提言する、という実践的な内容で実施した。全国初の取り組みとして2012年度から開催し、今年度で4回目となった。

今回は渋沢倉庫の協力を得て、実際に09年に行った物流拠点の集約化を題材に、当時の状況や物量などを詳細に示してもらい、地価や建ぺい率などの条件を踏まえて、学生が物流事業者の立場で「自分ならどこにどのような物流拠点を整備するか」を考えた。

学生は短い時間の中で自分なりの根拠を示し、物流拠点の具体的な整備場所や建物の階数、庫内レイアウトなどを提案、改めて物流の効率化の奥深さと難しさを体感した。