日通、エコプロダクツに出展し低炭素化の取り組みPR

イベント日本通運は2日、東京ビッグサイトで10日から3日間にわたって開催される展示会「エコプロダクツ2015」に出展すると発表した。

「日通の森」と「日通の街」をコンセプトに、森林育成活動を通じた生物多様性の取り組み、事業を通じて低炭素型サプライチェーンの構築を目指す自社の活動をPRする。

同社は北海道釧路市に隣接する200万ヘクタールの社有林を保有しているが、近年の調査で広大な森林に希少野生動植物種に指定されているシマフクロウが生息できる環境が判明したことを受け、昨年エゾフクロウの巣箱を設置した。来年1月にはシマクフロウ用の巣箱も設ける。

日通の街と題したコーナーでは、モーダルシフトへの取り組み、マレーシア、ベトナムで実施しているクリーン開発メカニズムを紹介。

ステージでは来場した子供が「森の番人」と呼ばれるフクロウとともに地球環境保全を学ぶ「エコフクロウ環境授業」や、シマフクロウ研究の第一人者、山本純郎氏によるセミナーを行う。