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生体牛運搬船投資ファンド設立、荷動き拡大見込む

2015年12月7日 (月)
生体牛運搬船投資ファンド設立、荷動き拡大見込む

(以下、出所:ドーガン)

ロジスティクスドーガン(福岡市中央区)は7日、船舶投資を行うファンド「DG MOMO INVESTMENTS」を設立したと発表した。

主にオーストラリアから東南アジアや中国などへの生体牛の輸送を担う運搬船(ライブストックキャリア)に投資し、香港を拠点とする船社「グローカル・マリタイム」と連携して運営を行う。

生体牛は中国を中心としたアジア圏で需要が急増しており、今後も堅調な荷動きが期待できるものの、生体牛を運搬できる船は世界に130隻しか存在せず、多くは30年を超える船齢となっていることから、安定した用船料収入を背景に「社会的にも意義のある妙味の高い投資対象」と判断した。

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▲ファンドスキーム図

グローカル・マリタイムは、流動化で得た資金を新船建造資金に充てることで、高まる生体牛輸送需要に資金効率よく対応できるようになる。

■投資対象船舶
船名:GL LAN XIU(船籍:パナマ)
船種:家畜運搬船(2000頭積み)
総トン数:6296トン
竣工年:1995年(大規模改造2011年)