ロジスティクス川崎汽船は11日、新たな硫黄分濃度排出規制(SOx規制)に対応する石炭運搬船「CORONA CITRUS」(コロナ・シトラス、8万8000トン)が今治造船丸亀事業本部(香川)で竣工したと発表した。
コロナ・シトラスは2020年1月からのSOx規制に対応するため、エンジンから排出される排ガスから硫黄酸化物(SOx)を除去するSOxスクラバーを搭載しているほか、プロペラの前方に省エネダクト(WAD)、後方にハイブリッドフィンを搭載し燃費改善も図っている。
今後は電源開発と輸送契約を結び、海外石炭輸送に投入される。