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ドイツポスト、長距離バスで貨客混載をテスト運用

2015年12月8日 (火)

ロジスティクスドイツポスト、長距離バスで貨客混載をテスト運用ドイツポストDHLグループは7日、独ベルリンとハンブルグ間で長距離バス「ポストバス」を利用した同日配達サービス「ポストバスクーリエ」をテスト運用していると発表した。個人・法人を問わず利用できる、旅客と貨物輸送を組み合わせた長距離バスサービスは初めて。

従来の小包配送に加え、顧客が利用しやすい新たな宅配ソリューションとしてテストを開始した新サービスは、主に個人や中小企業によるベルリン・ハンブルグ間の緊急宅配需要を想定している。バスネットワークを活用し、2016年にはベルリン・ハンブルグ以外の都市へもサービスを拡大する方針。

ドイツポスト、長距離バスで貨客混載をテスト運用顧客はウェブサイト上で送り状に必要事項を記入、印刷し、荷物とともにポストバス乗り場のサービスポイントに持ち込み、係員に荷物を手渡すと、係員が荷物をバッグに入れ、封印してバスに積み込む。

受け取る際には、荷受人かその身分を証明する手段を託した第三者がバスの到着地に受け取りに行く。利用料は20ユーロ(2672円)で、荷物サイズの上限は45x35x20センチ。月曜日から金曜日までの平日、1日1回の運行となる。