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リネットJが「都市鉱山1億キロ発掘」プロジェクト

2015年12月10日 (木)

ロジスティクスリネットジャパン(愛知県大府市)は10日、小型家電に含まれるレアメタルの回収を促進する取り組みとして「都市鉱山1億キロ発掘プロジェクト」を始動する、と発表した。プロジェクトの開始に伴い、全国エリアを対象に12月10日から来年1月17日まで、「大掃除パソコン片付け無料宅配回収キャンペーン」を実施する。

日本の家庭で使用せずに保有(退蔵)されている「都市鉱山」の埋蔵量は世界有数の資源大国並みとされており、使用済小型家電の中でもパソコンは、「捨て方がわからない」「データが心配」という理由から退蔵されるケースが多い。

経済産業省の調査では、47%の家庭で不用なパソコンが眠っており、台数にして3000万台を超えるとみられることから、「家庭に眠ったままになっている都市鉱山を1億キロ発掘しリサイクルを促進するプロジェクト」を発足させることにした。

キャンペーン期間中は、通常時に1箱880円(税別)のパソコン本体を含む回収費用が無料となる。パソコンのデータ消去ソフトを無料で利用できるほか、証明書発行サービス(1台3000円)も用意している。

同社は2014年1月、環境省・経産省から小型家電リサイクル法の再資源化事業計画の認定を取得し、同年7月から全国50以上の自治体と連携して使用済小型家電の宅配便を活用した回収サービスを提供しているしている。