ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三菱商事、ミャンマーに三菱自動車の販売会社設立

2015年12月16日 (水)

国際三菱商事、ミャンマーに三菱自動車の販売会社設立三菱商事は15日、ミャンマーに三菱自動車工業の自動車と部品を輸入販売する合弁会社を設立した、と発表した。今後、同国の事業許認可手続きを経て営業を開始する。

新会社は三菱商事とサージパン&アソシエイツ(SPA)グループが折半出資してヤンゴンに設立。三菱自動車の正規輸入販売会社としてショールーム、サービスショップ、部品倉庫を保有し、三菱自動車製の完成車、部品の輸入販売、アフターセールスサービスを提供する。

同国では、2011年に自動車輸入規制が緩和されて以来、日本からの中古車輸入が増加しており、14年には日本の中古車輸出相手国としてトップになった。12年以降は新車の輸入規制も緩和が進み、ことし3月には外資企業と地場企業の合弁会社にも、新車の輸入販売事業が認可されることが発表された。

SPAグループは13年5月にヤンゴン、同年12月に第二の都市マンダレーに三菱自動車のサービスショップを開設し、既存ユーザー向けにアフターセールスサービスを提供してきたが、新会社を設立したことで、新車販売の拡大とアフターセールスサービスの充実を図る。