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メガネスーパー、物流向けウェアラブル端末の試作品完成

2015年12月28日 (月)

サービス・商品メガネスーパーは28日、メガネ型ウェアラブル端末の商品プロトタイプを開発したと発表した。商品名を「b.g.」とし、来年1月13日に東京ビッグサイトで開幕するウェアラブルEXPOで展示する。

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今後は早い段階で拡販が見込める倉庫・物流センターなどの物流領域を中心に、教育、翻訳、エンタテインメント、農業・畜産といった領域に精通する専門家と連携し、商品として展開を図る業種・業態を拡大していく。

同社は当初、一般生活者による活用を想定したBtoC領域を主軸に検討を進め、2015年夏の商品プロトタイプ発表を予定していたが、検討を重ねるに従って「早期の段階ではBtoB領域での事業機会の方がより大きい」と判断。

その機会を探索するために時間をかけたが、「結果として事業機会が明確に特定された」として、BtoCに先行してBtoB領域で、商品プロトタイプの開発を進めた。

特にBtoBでの実用シーンでは、一定水準以上の「見え心地」が求められるため、その実現に向けたデザインを採用。一方、カメラやスマートフォンなど情報を入力するためのデバイスは有線・無線形式で脱着可能にすることで、使用側の状況・目的に合わせ、活用範囲を広げることにつながると考えた。

ウェアラブルEXPOでは、b.g.の商品プロトタイプ実機を展示。出展を通じ、「メガネ製造のノウハウの活用余地がウェアラブル事業展開では十二分にあること」「メガネチェーンと他業態との提携加速は大きなビジネスチャンスであること」を来場者に伝え、納入先・提携先の開拓を図っていく。